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調査事例【素行調査・浮気調査】愛知県 新婚OLの依頼

お金にだらしがない父親の日常を調べてほしい。

依頼内容

北村調査事務所に近い企業に勤めているOL様が相談者様、しかし良くお話しを聞いてみると娘様が依頼者となるのが正しいのか母親が依頼者となるのが正しいのか分からなくなった。

相談理由は下記の通り。

  1. 先月に結婚して新婚旅行から帰ってきて北村調査事務所に来ました。
  2. 結婚のご祝儀を頂いた方々に夫と挨拶を済ませて実家に帰った時に父親の部屋に祝儀袋が沢山捨ててあった。
  3. 祝儀袋のお名前は父親の職場の名前で、社長、専務、同僚、社員会と個別に有り外袋しか無く金額が不明、夫に相談したところご祝儀を頂いたのが間違いないならば、自分達の手に渡っていなくとも、ご挨拶に行きお礼を言わなくてはいけないと言われた。
  4. 母親と相談したところ同じ意見だったが、そもそも勤務先の会社に娘夫婦が挨拶に行かなくて肩身が狭くならない訳がなく、その祝儀金の使用先は、女かギャンブルしかないだろうとの意見。
  5. 次回には母親と一緒に北村調査事務所に来て御相談します、母親も離婚も視野に入れています。

【調査相談(二回目)】

母親と娘のお二人で御相談、母親の口から聞かされる話しは驚くことばかり、詳細は下記の通り。

  1. 夫は結婚当時から現在までお金にだらしない、過去に何回か借金問題で実家(両方の実家)に迷惑をかけた。
  2. 今までに自分以外の人間に結果として支払わせた借金の総額は知っているだけで1000万円以上になる。
  3. 自己破産にならずに現在があるのは、私の実家の出費と自分の実家の出費のおかげ。
  4. 女遊びも最近は減ったが、結婚当初からかなり酷い浮気の仕方だった、自宅の近くのスーパーで知らない女と一緒にいたなどが娘が成人するまでは続いていた。
  5. 夫の弟は性犯罪で逮捕(新聞に載った)されて以来20年近く実家に引きこもり、定職についたことがない。
  6. そんな兄弟(二人とも50代)を実家の両親は溺愛して、今でも小遣いを渡している。
  7. 今回は、娘が結婚を済ませたこともあり、夫の浮気が発覚した場合は離婚も視野に入れている、夫が何をしているか一ヶ月間みっちり浮気・素行・尾行、調査して報告してほしい。

母親の話を聞くと娘さんの祝儀袋も大変には違いないが、母親の状態の方が大変、依頼者様はお二人で代表者は母親とした。調査の主旨は、夫の浮気調査と素行調査。とにかく、家を出てから帰るまでを記録して欲しいとの要望。

【調査打合せ】

夫の仕事は営業、週の終わりに翌週のスケジュールが分かる、毎週末に北村調査事務所にメールで予定を送ることとした。

夫の実家の住所と勤務先を聞き、調査開始日を決めて(給料日後)調査開始。会社支給の営業車両が有るため、その車両を尾行・追跡すれば真実が見えてくると言うことで意見の一致をみたので、その営業車両を終日中、尾行・追跡・行動調査を行うこととした。

素行調査の内容

究極のでたらめ、と言う言葉が相応しい人間は本件でしか見たことがない。一応は定時に出勤はするが、後はその日の気分しだい。と言うか、行きつけのパチンコ屋のイベントしだい。仕事は、普通の会社ならば三日で解雇処分になっても不思議ではない働き方。一日の間に顧客先に行くのが多い時で2件、少ないと0件。

これで退職処分にならないのが不思議で、母親に来社して貰い話を伺うと「社長の愛人を知っているので俺は首にならない」と言っていましたと(絶句)。

浮気調査の内容

浮気調査は、数日後に発見、自宅から車で10分位の場所にアパートがあり女が居た。幸い子供は居なかったが、会社に出勤して一時間後には女のアパート。女は夜の商売で夫が帰宅すると自分は出勤とするという時間配分朝から二人でパチンコ屋に行き、夕方まで昼飯も食べずに打ち続けているのを一週間の間に何回も見た。

よくお金が続くものだと思っていたら、サラ金では既に返済でしか付き合いがして貰えず、現状はパチンコ金融(一万円借りて当日一万二千円返し、当日に返せないと明日の返済は一万四千円返し・免許証のコピー・車検証のコピー・携帯電話の番号があれば直ぐに借りられる10日で20割になる日本で一番金利の高い金融)

こんな生活でなぜ破綻しないのかと思っていたら破綻しない理由が分かった、パチンコに負けて借金をすると当日返せない場合は、翌日に実家により親(母親)から小遣いを貰い支払っていた。

依頼者(母親)にパチンコでの借金について中間報告を入れたところ、「やはりそうですか」とパチンコ屋とは、全く縁が無い妻でも何十年も連れ添っていれば、なんとなく分かっていたのでしょう。

後日談ですが、余りにその時の対応が冷静だった為に再度「あの時の報告(メールでパチンコ中の写真添付)を見て冷静でいられたのですか」と聞いたところ「今日は仕事で忙しかったと言っていた時(20年程前、終日雨降りだったのにスーツは濡れた後も無く煙草の臭いが異常に臭かった、結婚して一度だけ夫とパチンコ屋に入ったことがあり、長時間店内に居ると煙草臭が服に強烈に付くことを知っていた)ので嘘だと始から思っていた」とのこと。

まだまだ、このレベルは、たまには調査中にびっくりする程度ではないが、今回の調査が多分最初で最後であろう事象。

夫が勤務時間中自宅に帰って寝ていた!

自宅に夫が昼の12時前に帰ってしまったので、体調でも悪くなったのかと思い娘さんに電話をして「お父様は体の具合が悪いのですか?」と聞いたところ「父はどこも悪くないです、私が物心ついた時から父は週の内半分位は家にいました」 「私も結婚して分かったのですが、勤め人の夫が昼前から自宅にいるのは変ですね」て、おいおい、20年以上まともに働いていないのか。

こんな人物を働かせて(働いていないので勤務させて給料を出している会社が凄い)いる会社の状態を母親に聞いてみたところ、会社の社長は二代目で仕事は比較的、景気不景気に関係なく有り、先代が建てた自社ビルのテナント収入で充分やっていけるとのこと。

調査報告

一ヶ月間みっちりと尾行・張り込み・素行調査・浮気調査と借金調査を行った結果報告を報告書にして母親と娘さんに提出した。報告の主たるものは下記の通り。

  1. 会社から貰った祝儀袋の中身はギャンブルか借金返済に使った。
  2. 女はいた、車で10分位の場所に女名義のアパートがあり自宅に帰って寝ない(昼間)時は女のアパートにいる。
  3. 女のアパートに行った時は半分以上が外出(パチンコ屋)
  4. サラ金で年収を誤魔化して現在の年収の約2倍の金額の借金が有った。
  5. 土曜日、日曜日、祝日は会社が休みで、その休み時間の全てがパチンコか女だった。
  6. サラ金に1000万円近い借金が有り、金利の支払いだけでも無理なことは誰の目にも明らか。
  7. 調査期間中に自宅を担保に入れて実家の家をマンションに建て替えるつもりだった。マンションの建築費2億円の内2000万円がバックマージン、自宅に隠して持っていた書類を妻に見つかり断念。2000万円が入ったら借金を清算して残りのお金で女と遊ぶつもりだったと思われる。

【調査報告その後】

娘さんは報告を聞き夫(旦那さん)に申し訳ないので父とは親子の縁を切ると言い。
母親は、借金はこれで4回目、女は数えていない(発覚したのが)だから夫はもう治らない病気ですから離婚します弁護士さんを紹介してくださいとのこと。

【結果】

弁護士さんをご紹介したが、夫の実家から借金はこちらで払わせて貰うので離婚は堪えてほしいとお願いがあったが、母親の意思は固く報告書を実家の姑と舅に見せて弁護士を通して借金を払う意思があるなら私に慰謝料を払えと1000万円の慰謝料を貰ってから協議離婚になった。
その後、あの借金はどうなったのか聞いたところ実家の姑が払ったとのこと。

もっと早く別れれば違う人生もあったろうにと思わせる案件。

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