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調査事例【浮気調査】三重県 嫁の父親のご依頼

W不倫をしたら妊娠したと脅されて・嫁にもばれて・嫁の父親が調査依頼の事例

依頼内容

タイトル通り嫁の父親が依頼者様、父親とは北村調査事務所所長とは、友人を介して20年以上のお付き合い、知り合いだから話しにくい事柄だけど、知り合いで信頼関係がなければ相談できないデリケートな話。

娘婿が不倫(浮気)して、婿に私は妊娠した旦那と離婚するから、貴方も責任取って嫁と離婚して、私と結婚してと、迫っている状態。両方の男女が家庭持ちで子供が居る状態、正しくW不倫。

「妊娠が本当ならどうする?」「相手の夫は、どこまで知っている?」「女が出産すると言い張ったら離婚する?」「そもそも、婿さんの気持ちはどっちにある?」
何を聞いても分からないと言う始末、依頼者様が分からないことは探偵にも分からない。

「調査の結果に何を求めるの?」

「離婚はして欲しくないと考えているが、妊娠が本当だったらどうなる?」
「今のままで産めば当然だけど、戸籍が入った夫婦の間の子供は認知も何も出生届を出した時点で子供としてあつかわれる。」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「婿さんを連れて三人で事務所でゆっくり話そう」

「北村さん・・・・・・・」
「実は僕は婿さんに余り強くものが言えない」

「なぜ?」

「自分で言うのも何だが娘の出来は悪い、余りの出来の悪さに婿さんの親御さんには、頭が上がらない」

「はぁ、ちょっと意味がわからないが、具体的に言って」

「僕が向こうの親御さんなら家の嫁にしない、それほど出来が悪い」
「親の僕が言うのも何だが、婿さんが浮気するのも理解できる、これが他人ならもっと浮気してもバチは当たらないから大丈夫だ、まで言うだろう」

「そんなことを言っていても何も始まらない、婿さんと話して今後どうするのか決まったら電話して」

「分かった、今晩電話する、その後連絡するから宜しく頼む」
何を宜しく頼むのか本人は、分かっていないが「分かった電話を待っている」と返事をした。
後日電話が有り、週末に婿さんと二人で来社するとのことで予約を取られた。

浮気調査の内容

来社されて婿さんの顔を見て、余りに酷い(不細工ではない、パンチの痕)状態に聞かない方が、おかしいので「どうしたのですか、その・・・・」と聞くと。

「妻に殴られました、みっともない顔で来てしまいまして申し訳ないです」

前日だけではない、多分毎日殴っているだろう、顔中がアザだらけ。連れてきた舅もバツが悪そうだが、早く話しに入らないと。聞き出した話をまとめると、下記の通り。

  • 女(浮気相手)は、高校の時の同級生。
  • 浮気が発覚までの交際期間は約一年半。
  • 最低一週間に一回は逢っていた。
  • 浮気の後に女の自宅近くまで車で送っていた。
  • 妊娠したと聞かされてビックリしたが、避妊はしていなかったので妊娠しても不思議ではないと思っている。
  • 離婚しても構わない、今の妻には未練はない。
  • 女が離婚してきたら再婚するのも有り。
  • 慰謝料も養育費も支払う物はきちんと支払う。
  • しかし妊娠が嘘ならば、手段が卑怯なので女とは切れたい。
  • 妻のわがままと、暴力には手を焼いている、多分このままでは何年も続かないと思う。
  • しかし二人の間には子供がいるので、子供には罪が無いので迷っている
  • 子供が出来たから結婚したが、わがままな性格は初めから分かっていた。
  • 会社勤めで毎日毎日、こんな顔で出勤するのは、自分が悪いのは分かっているが正直キツイ。
  • 嫁のお父さんには申し訳ないが、今日はお父さんの顔を立てて名古屋までついて来た。
    正直新しい人生をやり直せたらどれ程良いかと、毎日考える。

他にも色々有ったが、個人情報になるので割愛。聞き取りの時間は二時間以上にも及び、なかば開き直っているが如く、悪いことをしたのは分かっている、責任は取ると言っている婿さんに嫁のお父さんも申し訳なさそうにしている、それはそうだろう、試合後のボクサーのような顔で喋る婿さんに何を言う?

暴力は一方的に嫁が振るうだけで、婿さんは一度も手を上げたことは無い。婿さんは別に体力的に弱い訳ではなく、一発殴ればどうなるか分かっているから殴らないだけ。

「お父さん僕は○○○(妻)が○○時に○○○へ連れて行けと言われているから帰ります」
「調査はお父さんがしたかったら、勝手にして下さい」「これが女の写真と住所と名前です」
と、初めから用意して有った書類をデスクの上に置いて帰宅の用意。

車で三重県から名古屋まで来たのは良いが、義理の父を名古屋に置いたまま三重県に帰るのか・・・。
一緒に帰るつもりは初めからなかったようだった。
ここまでくるとかなり重症だ。
「お父さん婿さんを車まで送っていって、もう一度、事務所に戻ってきたら」
そう言って、待っていたら30分ぐらいして父親が戻ってきた。

栄の駐車場で20分位は話していたのだろう、それなりに吹っ切れた顔をしている。
女にはもう逢わないで欲しいと頼んできたと言っていた。

聞き取りでまとめた情報と、婿さん本人の気持ちをどうしたいのか、父親に聞くのも骨のおれる仕事だが、ここからまた2時間以上話し合った。まとまった答えが下記の通り。

  • 調査はする。(女の家族構成)
  • 女の旦那が、どんな人物か知りたい。(職業・年齢等)
  • 女の妊娠が本当か知りたい、分からなければ婿以外の男と付き合っていないか確認
  • 娘と婿のことは、調査の結果を待ってから考える。

浮気調査の報告

調査の結果は、下記の通り。

  1. 家族構成 夫と妻の二人暮らしで数キロ離れた女の実家に子供がいる。
  2. 女の旦那 三重県内の会社勤務
  3. 調査期間中に産婦人科及び病院に行った形跡はなし。
  4. 調査期間3週間の間に当調査事務所が知りえていない男性との性交渉有り。
    旦那が出勤してから数時間後には外出してラブホテルに入室を確認。短い時間だと2時間だが長い時間だと6時間以上ラブホテルに居たことを確認。3週間の間に8回ラブホテルを使用した。ラブホテルに一緒に入った男性は二名を確認。日常的に不貞行為(浮気・不倫)をしているように見受けられた。調査会社的には、ラブホテルに入ることを仕事にしているように感じられる。(お金の受け渡しの現場を見た訳ではないので断言できないが近年には多いパターン)
    しかし、旦那さんが会社から帰るまでには帰宅している。旦那さんが本件依頼の当事者を知っているかは判明に至らないが旦那さんは、土曜日と日曜日が休みで、休みの日には二人で仲良く出歩くところを見ると、女の昼間の行動は把握していないと推測するのが妥当と思われる。

上記の事柄を報告書とビデオで依頼者様に確認して頂いた。
持ち帰って妻と相談すると言われたので、報告書の受取書に署名して頂いて調査終了。

◯調査後のこと・・・

詳細は紙面には書くことはできないが、現状は依頼者様の娘さんは、離婚せずにまだ婚姻継続中(女の妊娠は嘘と判明)金の要求には至っていなかったので謝罪文だけで済んだ。
正確な情報を的確に使用して娘夫婦の離婚を回避した格好。

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