調査事例【浮気調査】岐阜県 50代男性の再依頼
2回目の調査依頼、妻と仲人様を再調査してほしい。
依頼内容
二回目のご相談50代男性、一回目のご相談の時はやはり妻を信じますと言って帰られたのに、今回は具体的に今週末の土曜日と日曜日に妻の調査をお願いしますと依頼。調査の前の打ち合わせで、なぜ今週末なのか、なぜ前回は妻を信じますと言ったのに突然変わったのかを聞かせて頂いた。
ご相談者様の妻の浮気の相手は(推測の域ではあるが)仲人様。と言っても、結婚するまで妻が働いていた会社の社長、現在ご相談者様の会社は、そこの会社からかなりの量の仕事を頂いていて、社長には頭が上がらない。 しかし、人の口には戸はたてられないと言うように自宅近くの人達が「奥様は良く男の人と仲良く歩いている」とか「○○の寿司屋で男の人と出てきて腕を組んでいた」など非常に具体的な噂が耳に入る。しかも今週末はその社長の指示で九州まで仕事で行かなくてはならない。
自分の自宅は一軒家で張り込みをする場所は、いっぱいあるので今週末の土曜日と日曜日に調査を入れて妻が浮気をしていなかったら、それはそれで満足のいく結果だから納得できる、とにかく土曜日の午前中から自宅の近くで待機していて欲しい。
自分が出張に出かけるのは、午前9時位、出かけたらすぐに電話しますから日曜日の夜の帰宅まで嫁の調査を宜しくお願い致しますとの依頼。
浮気調査の内容
土曜日指定の場所に調査員セット完了、程なく依頼者様から「今、自宅を出て出張に行きます、今日と明日は宜しくお願いします」との連絡が入った。
昼の12時近くになり、妻が外出、車で外出と考えていたが徒歩にて町内にある寿司屋に入る、待ち合わせていたのだろう依頼者様から預かっていた写真の男(仲人の社長)だ。寿司を楽しそうに食べている状態を見るだけで、いかにも男女の関係のありそうな場面なのに途中からお酒も二人で飲みだした。
この間に調査員は寿司屋の駐車場に調査車両を配置、寿司屋から出てどこに行かれても大丈夫なように駐車場の出口近くに配車。
寿司屋に入店してから約3時間以上が経過、やっと店を出た。考えていた通り、男は車で来ていた、女を助手席に乗せ出発。調査員は気が付かれないように尾行・追跡に入る。
着いた先がびっくり、依頼者様の自宅、社長は広い駐車場に自分の車を斜めに停めて、堂々と玄関から入って行った。 (ガレージからも、裏口からも室内に入れる)
しかし、これでは浮気の証拠には非常に乏しい、公衆の面前で「飲食をして家にお邪魔させて頂いた」「お茶をご馳走になりました」などと言われてしまっては証拠能力が非常に薄い。
焦った調査員が事務所に電話を掛けて今後の指示を仰ぐ。
- 調査員 「どうしましょう、2~3時間経って出てきても証拠能力は低いですよね」
- 所長 「車の止め方から考えると宿泊は無いと思える、とにかく出てくるまでやってみろ」
- 調査員 「分かりましたが、今は冬ですから19時とか20時では真っ暗で玄関の門灯で一瞬写るだけですが、いいのですね」
- 所長 「うん、それと合わせて車に乗り込む姿も撮影するように」
- 調査員 「分かりました、頑張ります」
21時少し過ぎた時、玄関のドアが開き男が出てきた、後ろに女が、帰る男に手を振ってバイバイをしている。ドアは半分程しか開いていないが、男が玄関ポーチまで歩く間、バイバイしている女の格好は、スケスケのネグリジェ、周りが暗い分室内からの光源で後ろからネグリジェが照らされて下に何も着けていないことが良く分かる。これが浮気で無いなら、世の中に浮気は無いだろうという場面の撮影に成功。
依頼は日曜日も午前中からだったので指示通りに不倫調査実行。
初めから打ち合わせがしてあったのだろう、前日と同じように男が自宅の駐車場に車を停めて、玄関から入って行った。午前中に入ってから4時間程で男が出てきた。今回も半開きのドアの所から女がバイバイとやっている。
九州に出張している依頼者様に報告をするのが気が重い。
浮気調査の報告
いくら気が重くても真実を報告するのが仕事、写真とビデオで先ずは報告書を作る前に見たいと言われたのでお見せした。かなり前から疑っていただけあって動揺は少ないかと思っていたがそうでもなかった。
「北村さん弁護士さんは紹介して頂けますか?」と言われて家事審判が得意な弁護士さんをご紹介した。
【浮気調査報告その後】
ホテル代をケチって人の自宅で女房を寝とった社長は自分にも家庭が有り、かなり都合の良いことを言っていたが、裁判になっても勝ち目がある訳もなく弁護士さんに多額の示談金で決着をつけると言ってきた。