調査事例【浮気調査】岐阜県 年上の奥様の依頼
12歳年下の夫が、離婚を迫りだした
相談
今年で40歳になると言われる奥様が相談者様、夫とは結婚7年目で知り合ってから8年以上。
最近、ここ一年位前から、夫の帰宅が遅くなり、最近では一週間の間に1~2日は帰宅しない日がある。
現在、夫婦共働きで、妻の方が給料が高い、奥様の話では、私も良くないのは分かっているのですが、何かのタイミングで年下の夫に「私より給料が安いくせに」とか、「この甲斐性無し」と言ってしまうそうです。
12歳年下ならば、夫はまだ20代ですから、他の男性を見ていると結婚をせずに青春を謳歌している同僚に誘われて食事や飲み会に行くのは、目をつむっていたのですが、同僚の家に泊ってくると朝帰りした時に、下着に明らかに自分の毛ではない(別の女の長い髪が)付いていたとの事で浮気調査を希望。
調査打合せ
夫の浮気相手の事は全く分からないと言う事なので、夫の行動調査(尾行・張込み)から浮気相手の割り出しを行う事とした。提出して貰った資料は、下記の通り。
- 自宅住所
- 夫勤務地住所、社名
- 夫使用乗用車、車種、ナンバー、車両保管場所
- 夫の顔写真、夫の全身写真
調査開始
夫の不貞行為は、基本的に会社帰りに、どこかの家か、ラブホテルに行き朝帰りと言う依頼者様の言葉を信じて、会社帰りを尾行する事にした。
調査開始から3日間は、真っすぐ帰宅したが、4日目に帰宅せず会社から10キロ以上離れた場所のマンションに入っていった。その後、マンションから出て来る事も無く、翌朝、夫の出勤は、そのマンションからだった。後日数回、退社後の尾行調査を続けたが、毎回同じマンションに行き宿泊を確認した。
当然の事ではあるが、マンションの部屋番号の割り出し等を行い、夫が休みの日にマンションの女と二人で外出して食事等をしている時に女の顔写真を撮った。
依頼者様に、情報が揃いましたのでご来社の予定をお聞きしたら、不貞相手の女の仕事が知りたいと追加調査依頼が有り、職場を割り出して浮気調査終了。
調査報告
依頼者様は、年下の夫が多少の浮気をするのは、自分にも非は有るので、浮気の状態が余りに酷くない限りは、一定の我慢はするつもりだったのですが、マンションの中は見れないので想像・推測だけで終わりますが、浮気相手と外出して、食事や遊びに行っている時に、夫の自分に見せた事の無い笑顔が非常に気に入らなく離婚を考えると言われました。
調査報告その後
依頼者様に調査報告をして約一カ月後、依頼者様から報告が有り、夫は私の暴言が耐えられなかったと言っていた。不倫相手は、夫より3歳年上の女だが私と違い甘え上手で、一緒に居ると心が安らぐとまで言われた。夫と、どうしたら一番良いかアドバイスが欲しいと聞かれたので、いつも言っているセリフだが「離婚カードは、一番最後に切れば良いので、まずは相手と正直に向き合って、とにかく沢山会話をしてください」「いつでも出せる離婚カードを最初に出すのは、賢い人のする事ではないので」とアドバイスをさせて頂きました。
最後のアドバイスをしてから、半年以上が経っていますが、まだ依頼者様は離婚していません。
離婚をする時には、北村調査事務所の顧問弁護士を御紹介してくださいと言われていましたから、「弁護士を紹介してください」の連絡が無いということは、何とか頑張って結婚生活を継続しているのでしょう。
夫や妻の不貞行為(浮気・不倫)=離婚では無いと、いつも言っていますが、今回は年上の女房が年下の夫を広い気持ちで受け止めた結果だと思いました。
未来、将来に渡り、この夫婦も離婚に至らない保証は有りませんが、まずは、夫婦生活の改善の努力をする事が本人達の幸せだと感じました。