初めて探偵(探偵社・興信所・調査会社)をご利用になる方へ
初めまして、北村調査事務所の代表の北村太郎です。
探偵社・興信所・調査会社を初めてご利用される方々に少しでも、お役に立てればと思い、このページを作りました。
昭和から現在に至るまでの間に、「依頼者様と調査受任者本人」という立場で、依頼者様方のご苦労を理解し何とか最小限にできるように記載致しました。
貴方が、探偵社/興信所/調査会社の調査能力を使い、ご自身の最大利益を目指すのならば、覚えておいて欲しいことがあります。
「仕事は、段取りが9割」初めの段取りが悪いと、どんなお仕事も上手くいきません。
調査の現場は、全ての事柄に柔軟に対応していますが、依頼者様の意思が読み取れないと上手くいくものも上手くいきません。
「1.探偵社の探し方から5.調査報告の上手な使い方」まで、長文になっておりますが、有効利用して頂ければ幸いです。
1. 探偵社の探し方
初めての探偵探しでは、探偵社を営む北村調査事務所では、依頼者様にこのようなお言葉をかけさせて頂いております。
おおよそ人の人生で、一番使用頻度の少ない業種の順番では、探偵社・興信所・調査会社のご使用が最下位だと。
何が言いたいのかと思われるでしょうが、落ち着いて考えてください。
HPでの優良な探偵社・興信所・調査会社を探すことを前提として考えると、私が依頼者様の立場ならば、必ずチェックするところがあります。
- 屋号例 (北村調査事務所)
- 営業所住所例 (愛知県名古屋市中区栄五丁目16-16)
- 営業所ビル及び階数例 (本多ビル2階)
- 代表電話及びフリーダイヤル例 (代052-252-7737 フリーダイヤル0120-7737-02)
- 代表者氏名例 (北村太郎)
- その会社の基本方針例 (顧客利益の最大化)
- 営業所が機能しているか?例 (相談のアポを入れて営業所で相談できるか)
- 営業所に料金表があるか?例 (時間単位の調査料金が明示してあるか)
- 営業所に県警届出があるか?例 (所轄に届出した、受付書類が目に入る所にある)
平成30年の愛知県警への届け出がある探偵社の数は、約230社です。
その中には、今年から探偵社を始めた個人店舗もあれば、昭和から営業している法人店舗と色々です。
年間で20~30社が、営業をやめて、新規の営業の届出をする業者が20~30社あります。
なかには、市営住宅(市営住宅での営業は禁止されています)で探偵社の屋号をあげているところや、フリーダイヤルだけで代表電話番号が無いところ、極めつけは、ホームページに会社の代表者すらのせていないところ、書き出すときりがないので、正常営業外の業者の特徴は別に記載しておきます。
とにかく、探偵社のご利用を考えられるのでしたら、慎重により一層熟慮されることをお勧め致します。
2. 探偵社の上手な使い方
A. 問い合わせの時について。(調査料金について)
探偵社にお問い合わせの多い調査種目から順に、行動調査(結婚調査・浮気調査・不倫調査・従業員の素行調査・家族の素行調査)が全体の約半数を占めます。
お問い合わせを頂く、依頼人者様の知りたい事として、大半の方々が「調査料金がいくら位かかるか」だと思われます。 私が依頼人様の立場でも同じです。 お問い合わせで一番多いのが「浮気調査はいくらですか?」「行動調査はいくらですか?」 とのご質問です。 当然、真摯にお答えしようとするのですが、なかなか噛み合いません。 なぜでしょうか、北村調査事務所には、調査標準料金表があるにもかかわらずです。 それは、相談者様が、調査エリア(名古屋市内とか愛知県内とか、調査対象者のエリア)を伝えず、調査を行いたい時間帯の指定があるのか無いのかも伝えずに、どうしても料金が知りたいと言われることの多いことからくる情報不足が原因です。 調査を実施するにあたっては、必要な要件があります。
- 調査開始の場所 (調査対象者がどこに行くのかは、分からないので開始場所だけで良い)
- 調査を開始したい、日にちと時間 (何月何日の何時から何時までが理想ですが、調査依頼の段階で、帰宅の時間が不明確の状態が約半数です)
- 調査対象者のことを依頼者様がどれ程知っているか(同居人を調べるのか、そうでないのかでは、調査の難易度が違ってきます、同居していれば、色々と情報を頂けますが、そうでない場合では、こちらで確認作業をして依頼者様に再確認をして頂く必要があります)
- そもそも論ですが、調査の最終的な目的は何でしょうか。
不貞行為もしくは、不法行為の現場だけを抑えれば、問題無いと言われるならば、相手方を調べる必要はありませんが、そのようなご依頼は、非常に少数です。 もし、相手方の情報を調べなくても良いのならば、調査料金は、大幅に削減できます。
大雑把に上記の1~4ですが、ご相談者様には、いつもこの様に、ご説明させて頂いております。
探偵社の利用は、最初の段階では、旅行会社の利用とよく似ていると。 上記の1~4をたとえにしてみると、こんな感じです。
- 調査開始場所⇔旅行の行きたい場所(ヨーロッパと言われても旅行会社は、ヨーロッパのどこに、ですかと聞きますね)
- 何月何日に調査をするか⇔旅に出る予定の日取りと宿泊日数
- 調査対象者の事をどれ程知っているのか⇔旅先でのフォローはいるのかいらないのか。
- 調査の後で貴方はなにがしたいのか⇔旅先のホテルは、旅のオプションは?
旅行会社様でも、最低の聞き取りで上記の1~4はお聞きになり、それから初めて旅行のプレゼンをします。 私共、探偵社・興信所・調査会社も全く同じなのです。
結構面倒ですよね。 でも、調査を終了してから、依頼者様に苦情を言われたことは一切ございません。 逆に、もっと聞いて欲しかったとは、よく言われますが。 誤解のないように付け加えますと、調査依頼を受けて、調査実行中に、現状報告と依頼者様の現状をお聞きします。 人が動いている事柄なので、探偵社の方でも色々ありますが、依頼者様の方にも変化があります。
調査をしていて、ご相談者様との間で一番困ることは、調査にかける気持ちの問題です。 例をあげるとすると、特にこの調査項目が多いです。
① 結婚調査
結婚相手の本人だけを調べたいのか、ご両親まで調べたいのかでは、調べる人数が1人から3人に変わってしまいます。 なかには両祖父母も知りたいと言われる場合もあります。 そのような場合にはさらに4名が増えて7人の調査となります。 また、結婚相手の本人に兄弟姉妹がある場合には、兄弟姉妹の分の人数分の見積もりが必要になります。
そして、ご相談者様に一番お聞きしたい事柄が、今回の調査は結婚をやめさせるためなのか、純粋に結婚には反対ではないが、一般的な調査はしておいて相手方の家庭状況は知っておきたいのかです。
何も考えずに、ここのページを読まれている方には、大変に違和感を感じていられるでしょうが、北村調査事務所の結婚調査の按分では、息子や娘の結婚をやめさせたいので、本人が断念する材料を探して欲しいというご依頼が50%です。
後の50%が、普通に相手方のことがよく分からないので、最低限のことは知っておきたいと誰でもが考える結婚調査です。
②浮気調査/不倫調査
お聞きしたい事柄が多すぎて困るのですが、最低限の情報として、浮気相手が分かっているのか、配偶者が浮気するタイミングが、おおよその見当がつくのか、全く分からないのか、そして調査対象となる配偶者の活動エリアがどこであるのか、(名古屋市内⇔愛知県内)とか(愛知県内⇔岐阜県)とかある程度判明していたらお話がしやすいです。
そこで、依頼者様と北村調査事務所の間を上手く繋ぐために、ご相談段階での聞き取りフォームのバナーを作成致しました、ご理解を頂き、ご活用して頂ければ幸いです。