離婚解決でのイニシアチブ
いざ離婚となった場合には、離婚の原因になった事柄や、離婚の原因の当事者を非難したくなり勢い感情的になりますが、一旦離婚すると固い意志を持ったならば少しでも冷静になり、将来の自分が幸せになる方策を考え実行することが肝要です。
当然に離婚に伴なう様々な作業工程がありますが、まず、第一に夫婦である当事者同士が、この先自分たち夫婦は、「いつごろ迄に離婚する」と意思を確認しあい、その目標に向かって双方が努力しなくては成りません。なぜならば、その作業は初めての離婚ならば、人生で一番最初の今まで一緒にいた人物と他人になるための共同作業ですから、当然色々な感情が湧き出てきて精神的に「厳しい」です。
しかし早期解決が双方の利益になることは明白ですから、どちらかがイニシアチブを取って、仕事をこなすように事務的に進めることが理想的です。
どんなに頑張っても努力しても、相手とぶつかってしまい、どちらも主導権を取れず、しかも自分達が解決しなければならない問題点がいつまで経ってもはっきりしない場合は、弁護士等の法律の専門家に介入して頂いて解決策を見いだすのも一つの方法と思われます。
